「日々の暮らしの中に手ぬぐいのある風景を」
伝えたい想いをてぬぐいの模様に託し、人々に届ける。そんなお手伝いを「きれ屋」はさせていただきます。
そのために、知っていただきたい事があります。
風合い、用途、デザイン、ご予算。手ぬぐいは、その作り方によって変わってきます。
「きれ屋」では、お客様のご希望に沿えるようなご提案をいたします。
手ぬぐいは多くの専門職人の手を経て出来上がります。
「きれ屋」はクライアント様とのフロントに立ち、それぞれの職人と連携し、お客様の”想い”を最適なカタチにするお手伝いをいたします。 ※そのような役割を、江戸時代には”悉皆屋”(しっかいや)と呼んでいました。
綿などの糸を縦横交互に編み込み、手ぬぐいのベースとなる生地を織り上げます。
織り上がったばかりの生地(生機、きばた)は、植物由来の綿花の成分がついているので薄い茶褐色です。糸に糊をつけて布を織るのでゴワゴワしています。
大きな容器に生地を入れ、1〜2日煮ながら、糊抜きや精錬、漂白などをします。
この作業を「晒し」といます。晒された手ぬぐい生地は、柔らかく白くなります。
手ぬぐいにしたい図案をご相談のうえ、コンピュータや手描きで作成します。
お客様の”想い”をオリジナルなデザインで表現いたします。
デザインをもとに型を制作し、それを生地の上に置いていきます。
シルクプリントの場合は、版を作成します。
生地にデザインを染め付けます。
様々な染色方法(注染、シルクプリント、インクジェットなど)がありますので、以下に詳しくご説明します。
完成した手ぬぐいは、生地を丁寧に畳み、1つ1つ検品します。
さいごに、個包装や箱詰めなど、ご希望の包装方法で仕上げます。
手ぬぐいの染め工程は、その製品の風合いを大きく左右する重要な工程です。
それぞれの染め方によって、手ぬぐいの表情が大きく変わってきます。
日本の伝統的な染色技法で、一枚一枚手作業で染め上げるため、一点一点に微妙な違いが生じます。
グラデーションやぼかしといった繊細でやわらかな表現が可能で、奥行きのある豊かな色合いが特徴です。
全ての工程を手作業で行うため、手間と時間が掛かり大量生産には向きませんが、一点ものの価値の高い手ぬぐいが作れます。
型を使って機械で染めるため、大量生産に向いています。
染料が生地の表面に密着するため、鮮やかな発色になり、シャープな柄を出すことができ、複雑な柄にも対応できます。
100枚から染められますが、500枚以上だと経済的です。
コンピューターでデザインした画像データを直接生地に噴射するため、短納期かつ小ロット生産に適しています。
写真のような高精細な画像を再現でき、また染料の消費量が少なく、水や化学薬品の使用量も抑えられるため、環境に優しいのが特徴です。
◇◇◇染め方の比較◇◇◇
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どの染め方でも使用する生地は、すべて日本で織られた晒し木綿の生地を使用しています。
生地になる糸(原糸)は、海外で紡績された糸を使用し、明治・大正時代からある小幅織物をおる織機で織られます。
近年ますますこのような機織り工場が減少しています。
まずは一度、お問い合わせください。
デザインを見せていただき、最適な方法を「きれ屋」がご提案いたします。
有限会社 きれ屋
〒190-0164
東京都あきる野市五日市1番地
TEL : 042-596-5144
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜日